五百年 IOTOSE
「五百年(いおとせ) = IOTOSE」は、
新潟県内の仏壇製作技術を結集させた新しい取組です。
新潟県には長岡、三条、新潟・白根と、国指定伝統的工芸品の仏壇産地が複数あります。
数百年の時を経て研ぎ澄まされ、受け継がれてきた伝統技術を数百年後にも伝承すべく、各仏壇産地より職人有志が集いました。
仏壇製作技術を生かした商品開発や産地を超えた技術継承など、仏壇の枠を飛び越えた領域に試行錯誤を繰り返しながら挑戦しています。
IOTOSEでは、伝統素材・技術に精通した各専門職人が連携し、仏壇をはじめとした様々な企画・製作のご相談を承ります。
「IOTOSE 五百年(いおとせ)」とは
新潟では、五職の専門工程(木地・彫刻・金具・塗箔・蒔絵)の職人たちが連携して仏壇を製作します。この五職の「五」にあやかり、また、長い年月という意味の古語「五百年(いおとせ)」に、数百年の時をかけ研ぎ澄まされてきた仏壇製作の技術を、次の数百年先にも伝承させようという願いを込めてプロジェクト名に掲げました。また仏教では500年を盛衰の周期としており、私たちの活動をきっかけにこれからの仏壇産業を盛り上げていこう、という決意も込められています。